骨や歯
残りの1%のカルシウムは、血液や筋肉、体液中に存在し、カルシウムは重要な生理機能を維持しています。
カルシウムは心臓や脳の働きを助けます。
ホルモン分泌や血液の凝固を調節する働きのほかに、神経を鎮める、ストレス抑制にも役立っています。
骨を形成して体を支えています。骨も他の組織と同じように生きています。
壊され、新しく作られる新陳代謝をしています。
血清中カルシウム濃度は、常に一定に維持されるよう調節されています。
カルシウムは重要な生命現象に関わっています。
食事からのカルシウム補給が不足すると、骨のカルシウムを溶かして、一定の濃度を保つように働きます。
食事からのカルシウムが不足したり、腸管からのカルシウム吸収が阻害され必要量が補われない状態が続くと、骨はスがは入ったようにスカスカになります。
必要なカルシウム
骨粗鬆症の予防には、適度な運動とカルシウム、ビタミンDの十分な摂取だ必要です。
成人男性で、必要なカルシウムは1日600mgといわれています。
国民栄養調査でもカルシウム不足が目立ち、日本人のカルシウム充足率は約85%と、カルシウムが栄養素の中で、最も不足しています。
骨粗鬆症は、良質のカルシウムを十分に摂ることである程度進行が抑制されます。
骨粗鬆症だけでなく、カルシウムの不足は色々な生体機能に障害をもたらします。
カルシウムの吸収を促進する物質
カルシウムは色々な食品に含まれています。
食べたときの吸収率は、必ずしも高くはありません。
骨ごと食べられる小魚でもカルシウムの吸収率は、10〜35%程度です。
吸収率をよくするのは、CPP=カゼインホスフォペプチドという物質です。
CPPはカルシウムだけでなく、鉄などのミネラルの吸収促進の機能を持っています。
生命の維持に必要なカルシウム
骨は人間の体の形を作っているだけでなく、生命の維持に必要なカルシウムの貯蔵庫であることや、常に新しく生まれ変わっていることは、余り知られていないのではないのでしょうか。
成人で全重量約9キロといわれる200余個の骨で支えています。
1本1本の骨の造りは、コラーゲンと呼ばれるたんぱく質、ミネラルと総称されるカルシウム、リン、マグネシウムなどからできています。
カルシウムは骨の成分の約30%も占めています。
骨は、人体の骨格としての役割だけでなく、人体を構成している60兆個もの細胞をコントロールするカルシウムの貯蔵庫でもあります。
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