カルシウムを摂る、マグネシウムはもっと取る
細胞内液にカルシウムとナトリウムが増えると、心筋梗塞の危険因子になると考えてください。ナトリウムを減らしてカリウムを増やします。
カルシウムの摂る量を減らすと、骨のカルシウムが溶け出して、細胞の中のカルシウム量は全然変わりません。
日本人はもともとカルシウムが足りません。
カルシウムを多めに摂りつつ、さらにマグネシウムを摂ることが必要です。
4つのミネラル野中で最も気になるのはマグネシウムです。
体の中にある量が一番少ないです。
マグネシウムはカルシウムと違ってホルモンによって調節があまりききません。
カルシウムが足りないとホルモンの作用によって骨から取り出せるけれど、マグネシウムはそういう働きが弱いです。
所要量600mg以上のカルシウムを摂取
日本人の1日の所要量600mgというのは国際的にみても少ない。
外国はもっと多く800mgです。特に、女性は多めに摂った方がいいです。
全体的に若い女性は食べる量が少なく、カルシウムもマグネシウムも少なく、亜鉛なども少ないと各年齢ごとの栄養所要量を100%とする調査でも10代から40代は全て100%を満たしません。
妊娠中や授乳期に赤ちゃんに随分取られます。
1日のカルシウム所要量は妊婦は900mg、授乳期は1,100mgと多めに摂る。
女性は閉経後に骨粗鬆症になる危険性が高まります。
女性がカルシウムを摂らないのは非常にいけません。
マグネシウムが不足しても骨からカルシウムが出てしまいます。
丈夫な骨を作るのはマグネシウムも必要です。
高齢者は栄養素の吸収が落ちますから、余分にカルシウムは摂った方がいいです。
骨のためにカルシウムとマグネシウム
骨はカルシウムの貯蔵庫の役割もあります。
不足すればカルシウムが取り出されて、スカスカになります。
カルシウムが足りなくなると副甲状腺ホルモンが働きます。
骨からカルシウムを溶かし出し血液に送ります。
血液中のカルシウムは神経など重要な組織に運ばれます。
最優先されます、カルシウムを不足させると骨量がどんどん減っていきます。
骨からカルシウムが出るのと一緒にマグネシウムも出てしまうのです。
反応するホルモンが同一のためです。
マグネシウムが欠乏してもホルモンが働き、骨からカルシウムが出てしまいます。
問題は、カルシウムが不足したために骨から取り出されるとき、過剰に出ることです。
カルシウムが腎臓・心臓など軟組織沈着して、いろいろな病気を引き起こします。
カルシウムの摂取量は足りないため、骨から出たカルシウムが過剰によって、カルシウムパラドックスという現象が起こります。
カルシウムとマグネシウムの摂取のコツ
カルシウムは、骨を一緒に食べられる小魚・乳製品・海草・緑黄食野菜に多く含まれます。
一般に動物性の食品に含まれるミネラルは吸収がよいです。
カルシウムを摂ろうと思って、牛乳ばかり飲むのはよくありません。
牛乳にはリンが多く、リンを摂りすぎるとカルシウムの吸収が悪くなります。
バランスが大切だということです。
マグネシウムが豊富に入っている食品は、ナッツ、昆布などの海藻類、玄米、糖などです。
豆腐を固めるにがりも、以前はマグネシウムを使っていたのですが、最近はカルシウムで代用するようです。
モロヘイヤは、カルシウムとマグネシウムの両方を多く含んでいます。
マグネシウムは食品の精製の過程で失われやすいです。
玄米には豊富に含まれていますが、精米すると激減します。
食品をゆでただけで、煮汁に20〜360%ものマグネシウムが溶け出してしまいます。
摂り過ぎに注意
少々の摂りすぎくらいなら、腸で吸収が抑えられ調節されますが、大量に摂ると血液中のカルシウム濃度が上昇します。
マグネシウムの過剰症は割に少ないです。
健康な人なら、摂りすぎても腎臓で代謝されます。
腎臓が悪い人の場合には血液中のマグネシウム濃度があがることもあります。
注意してください。
マグネシウムは一日成人700mgの許容上限摂取量が決められていますが、過剰よりも欠乏の虚血性疾患のほうが重大問題です。
マグネシウムが足りないと、ストレスが強くなるというデータもあり、マグネシウムはいろいろな酵素に関係しているから、そういったところに理由があるといわれています。
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