マグネシウム不足は心臓病を招く
細胞外液にはナトリウム、細胞内液にはマグネシウムとカリウムが多く、カルシウムは骨細胞に集中しています。
内と外のバランスは間にある細胞膜が調節しています。
細胞壁にあるポンプでミネラルを汲み入れたり、汲み出しています。
ポンプを動かしているのが、ATPアーゼという酵素です。
ミネラルバランスを保ち、ミネラルには縄張りがあります。
境界になっている細胞膜はナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムといったミネラルを特別な場合以外は自由に通過できません。
バランスを保つ酵素ATPアーゼ
レセプターについたカルシウムが細胞の中に取り込まれて脳や新稀有などの働きを助けます。
細胞の中に取り込まれて、役目を終えたカルシウムは、ポンプによりもとの縄張りに戻されます。
ATPアーゼ酵素が能動輸送を行なってミネラルバランスを保っています。
ATPアーゼはマグネシウムと結合したマグネシウムATPがないと働けません。
マグネシウムが不足するとポンプの作用が弱くなります。
するとカルシウムが細胞の中にどんどん入ってきます。
カルシウムが細胞内に入ると細胞は収縮します。
マグネシウム不足したミネラルバランス
平滑筋細胞のマグネシウムがなくなると、ミネラルの配置が変わるため、細胞が縮みあがり、血管が収縮して細く、血管が狭くなります。
狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患の原因です。
高血圧の人はカルシウムを細胞内に入れないようにするため、カルシウム拮抗剤が処方されます。
骨のために、健康のためにカルシウムを摂るのも大切ですが、マグネシウムにも注意しないと心臓病を誘発してしまうということになりかねません。
カルシウムは細胞内の情報伝達機構において中心的な役割、生命の維持に必須な種々の機能を調節しています。
さらにカルシウムはサイトカインの分泌をコントロールすることにより生体の免疫機能の調節に関わっており、その他筋肉の収縮、弛緩、ホルモンの分泌及び作用、血液凝固などの生命の維持に必須の機能にも関与しています。
しかもカルシウムに代替できるミネラルはなく、どうしてこんなに多くの役割を一つのミネラルに託しているのか不思議です。
それほど、生体にとってカルシウムは重要といえます。
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