塩分の摂り過ぎ
食塩中のナトリウムは、カルシウムと違ってたくさん摂り過ぎると細胞の中に入っていきやすく、細胞の中がナトリウムでいっぱいになってしまいます。
ナトリウムとカルシウムの交換という現象が起きます。
ナトリウムをたくさん摂り込んだ細胞はこれを細胞外のカルシウムと交換し、細胞の中にカルシウムを摂り込むことになります。
細胞内の外のカルシウム濃度は、1対1万というバランスが崩れます。
高血圧や心臓病、糖尿病などの生活習慣病の引き金になります。
塩辛いものが大好きの人に高血圧が多いのも事実です。
くる病、骨粗鬆症といった病気も多くなっています。
薄味で美味しく食べるには、だしをしっかりとることです。
かつお節、昆部のうまみを利用して、塩分控えめでも美味しくいただけます。
新鮮な材料を選ぶことも必要です。
お酢、レモン、カボスなどを利用して塩分控えめにするのもコツ(骨)です。
外食は塩分の摂り過ぎにつながります。
加工食品は保存のために食塩の他に味付けが濃くなっています。
舌が濃い味になれないように、常に薄味を心がけてください。
たんぱく質を摂り過ぎない
たんぱく質は体の中に約10kgほどあります。血や筋肉になります。
毎日欠かすことができない重要な栄養素です。
骨の成分コラーゲンもたんぱく質と、カルシウム、その他の無機質からできていて、毎日作り替えられています。
たんぱく質の摂り過ぎは、消化吸収しようと胃腸も肝臓も心臓も働き続けることになります
体の中には代謝物が多くなり、腎臓の働きは疲れます。
カルシウムの吸収に必要な活性型ビタミンDを作れなくなります。
代謝産物と一緒になってカルシウムも排泄されます。
内臓諸器官を疲れさせます。1日のたんぱく質の所要量は成人1人60〜70gです。
肉や魚、大豆などたんぱく質を主に含む食品に含まれているたんぱく質を60〜70g摂るということです。
肉や魚ばかりではなく、豆腐、納豆、大豆などもバランスよく食べてください。
植物性たんぱく質の大豆に含まれるリジンというアミノ酸はカルシウムの吸収を助けます。
納豆なら1日1パック、豆腐なら半切れ。
適度の日光がカルシウムの吸収を高める
骨を作るには食べ物からとるビタミンDだけでは役に立ちません。
日光の力を借りて皮膚で作られるビタミンDを材料として、腎臓で活性型ビタミンDというホルモンが作られます。
ホルモンを作る指示は、副甲状腺ホルモンでカルシウムの代謝に重要な働きをします。
最近は紫外線が皮膚がんを誘発するということで、日光浴は悪者扱いされ、紫外線カットの化粧品、洋服、自動車ガラス窓など、紫外線除けの製品が多く出回っています。
お肌を守るUVカット化粧品は、紫外線と結びついてしまうため、ビタミンDを作ることはできません。
わざわざ長時間日光浴をする必要はなく、散歩や買い物など、体を動かしてください。
何事にもプラスとマイナスの両面があります。上手に使い分けて考えることが大切。
自然は極端を嫌います。
日光浴がカルシウム吸収に役立つといって、必要以上にすることはありません。
ビタミンDはカルシウムの吸収を高める
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助ける働きがあり、ビタミンというホルモンの働きに似ています。
ビタミンDは肝臓に集まり、腎臓に移り少しずつ活性化され活性型ビタミンDに変わる。
腸でカルシウムの吸収を助け、血液中のカルシウムを骨に運び、骨作りに役立つ。
骨の発育に役立っています。ビタミンDが足りないと骨の形成に異常をきたします。
カルシウムが骨にくっつきにくくなり、骨折しやすくなります。
乳幼児期の骨の発育に関係しています。
この時期は大切な脳を守る頭蓋骨が、厚くしっかりしたものである必要があります。
背骨も足の骨もしっかり作らないと、湾曲したり、X脚になったりしてしまいます。
ビタミンDを多く含む食品は、牛、豚や鶏肉のレバー、いわし、かつお、まぐろ、うなぎ、ひらめ、スズキ、卵黄、バター、煮干し、シイタケがあります。
干しシイタケは、使う前にかさの部分を下にして日光に当てるとビタミンDが増えます。
青い魚は体によいので、食べる努力をして、若いときから骨のことをしっかり考えておくことが大切です。
偏食をしない、何でも食べるインスタントラーメンが大好き、食事以外のおやつ、夜食を食べている。
お腹を満たすことが出きるが、栄養状態は問題です。
カルシウム、たんぱく質、ビタミン類が不足です。
卵はコレステロールがあるから食べない。野菜は生で食べた方が栄養になる。
コレステロールはホルモンを作る大事な栄養素です。
野菜も生ですと量も少ししか食べられません。
煮ることで多く食べられ、ビタミン以外の食物繊維も摂取できます。
栄養について誤解していたり、一方的な情報だけ信じ一人歩きは知識の偏食にも注意してください。
どんなに栄養価が高いといわれる食品でも、それだけでは体に役立つように働いてくれません。
正しい栄養知識を身につけ、好き嫌いなく何でも食べることが、カルシウムを上手に摂取することができます。
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