抗酸化作用
活性酸素
人間が生きていくうえで酸素はなくてはならないものですが、取り込まれた酸素の一部は体内で変化して、ときにはわたしたちの体自体に、害を及ぼす物質それが、活性酸素と呼ばれるものです。
体内に侵入してくるバクテリア、ウイルスを殺す働きをしますが、さまざまな要因によって発生量が増えると、自らの細胞や遺伝子までも傷つけます。
老化を早め、肝臓病や糖尿病、高血圧症や動脈硬化などといった生活習慣病、がんまでも引き起こすのは、活性酸素の仕業です。
体内で大量に活性酸素を発生させる要因は、大量の飲酒、喫煙、疲労、ストレス、空気汚染、激しい運動のし過ぎなどがあげられます。
これはふだんの心がけとしてある程度は遠ざけることができます。
しかし、人間は酸素なしで、生きていくことはできない以上、多かれ少なかれ、活性酸素による害は避けることができません。
抗酸化物質
活性酸素の発生を抑えたり、活性酸素が攻撃する細胞の身代わりになったりすることで、体を守る働きをする物質です。
体内でも活性酸素を抑える抗酸化酵素が働いていますが、年齢とともにその生成量は減ってきますが、健康のレベルアップのためには、サプリメントとして抗酸化物質を補う必要があります。
抗酸化作用持つサプリメント(抗酸化物質)は数多く出ています。
ビタミンB2は、1日量は50〜100mgを毎食後に分けて飲みましょう。
ビタミンCは1〜3gを1日量として毎食後に摂取。
ビタミンEは100〜400IUを1日量として毎食後に。
αリポ酸は100〜200mgを1日量として食後に分けて摂りましょう。
セレニウムは1日量として150〜200μgが適量。
補酵素Q10(ユビキノン)の1日量は50〜100mg。
NAC(N-アセチルシステイン)は1日量として600〜1200mg。
SAMeは1日量として1〜1.5gを毎夕食後に。
メラトニンは2〜5mgを就寝前に摂りましょう。
ビルベリは1日量として120mgを毎食後に分けて飲みましょう。
ピクノジェノールは100〜200mgが1日量。
緑茶ポリフェノールはカテキンとして1日量500〜750mg。
クルクミン(ターメリック)は1日量1000mgを何回かに分けて摂りましょう。
にんにくはアリシンとして6000〜12000μgを何回かに分けて摂ります。
イチョウ葉エキスは200〜400mgが1日量。
シリマリン、ゴマリグナンなども抗酸化作用を持っています。
ビタミンEと同じく強力な抗酸化作用を持つビタミンCは、しみ、そばかす、細胞の老化予防・免疫力強化、ストレス予防に効果的。
抗酸化作用の高い抗酸化物質
ビタミンE・C・A
ミネラル
セレン、亜鉛、銅鉄、マンガン(抗酸化酵素の材料となる)
カロチン
β-カロチン、α-カロチン、ルティン、リコペン
ポリフェノール
緑茶カテキン、大豆イソフラボン、アントシアニン、フラボノイドなど
活性酸素は本来、体内に細菌やウイルスなど入ってきた場合、それから体を守る働きをする物質です。
しかし、紫外線やたばこ、ストレスなどで活性酸素が大量に発生すると悪さをし始めます。
LDL悪玉コレステロールに活性酸素が作用すると酸化LDLとなり、これが血管に付着して血管壁をもろくしたり、血流を妨害したりします。
このような過程がすすむと、動脈硬化を引き起こしかねません。
動脈硬化は脳卒中、心筋梗塞、高脂血症といった生活習慣病を引き起こす危険因子です。活性酸素は、がんの発症にも関わっています。
抗酸化物質を積極的に摂取して、体の抗酸化力を高めてください。
赤ワインは健康にいい
適度のアルコールは、LDL悪玉コレステロールを減らし、HDL善玉コレステロールを増やします。
ポリフェノールの作用は、植物が持っている抗酸化成分です。
ブドウ糖の果皮や種子には、このポリフェノールが豊富に含まれていて、赤ワインの渋味や苦味の成分、赤い色素になります。
ポリフェノールは、制がんや血栓、動脈硬化を予防するのは、抗酸化作用によるものです。
ポリフェノールは、アルコールによく溶けるので、赤ワインで摂るとより、吸収しやすいという相乗効果もあります。
赤ワインのポリフェノールは、ゆっくり代謝されるので、少しずつでも毎日飲み続けるのがいいです。
アルコールの飲み過ぎは、逆に体によくないので、適量を楽しんで飲むことです。
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