コレステロール値や中性脂肪値が高くなる
糖尿病や甲状腺の病気はコレステロール値を上げる
食事や生活習慣の影響ではなく、他の病気や服用している薬が原因。
各種の病態によって起こってくる脂質代謝や異常は、二次性高脂血症と呼ばれています。
血清脂質値に異常があったら、他に病気がないか調べます。
自覚症状のない病気の場合、コレステロール値や中性脂肪値の高さから、原因となる病気が見つかることがあります。
また、薬を服用している場合は、医師にそのことを伝えてください。
病気を診断したり、新たな薬を処方するための重要な判断材料になります。
コレステロール値が高くなる病気には、糖尿病があります。
インスリンの作用不足で、血糖値が上がり、血清脂質の値も高くなります。
高脂血症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症)を合併し、中でも高中性脂肪血症が高率に見られるのが特徴です。
肥満では、脂肪細胞の機能亢進とインスリン抵抗性により、糖尿病と同じように高コレステロール血症、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症がみられ、中でも特に高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症が肥満と関連しています。
甲状腺ホルモンの減少によって引き起こされる甲状腺機能低下症も、血清脂質値高くなります。
高コレステロール血症がみられ、甲状腺ホルモンの補充によってコレステロール値は元に戻ります。
女性に多く見られ、更年期以降の女性で高コレステロール血症がみられたら、必ず疑われる病気です。
インスリン
膵臓のランゲルハンス島β細胞から生成・分泌されるホルモン。
ブドウ糖の細胞内への取り込み、利用や貯蔵の促進、たんぱく質の合成促進、細胞の増殖などに作用しています。
生理作用
インスリンは主に骨格筋、脂肪組織、肝臓に作用。
血中のグルコースの細胞内への取り組みを促進し、単糖のグルコースを多糖のグリコーゲンへ変更して血糖値を下げる。
グルコースの脂肪への変更を促す。
アミノ酸の細胞内への取り組みを促し、たんぱく質合成を促進する作用もあります。
分泌作用
インスリンの分泌は主に血糖値の変動によって直接的に調節され、血糖が上昇に分泌が促されます。
インスリン分泌異常
インスリンの分泌低下や組織のインスリンに対する応答低下で、糖尿病が起こります。
その症状は高血糖、糖尿ですが、そのほかに多尿、多飲、多食、ケトアシドーシス(ケトン体産生)、感染に対する抵抗力の低下などの諸症状を伴ないます。
糖尿病が長期に持続すると、網膜症、腎症、末梢神経障害などさまざまな合併症を生じます。さらに重篤な場合は、昏睡などの中枢神経障害を起こします。
甲状腺機能低下症
さまざまな原因による甲状腺ホルモンの不足した状態。
体のあらゆる代謝が低下するため、無力感、皮膚の乾燥、寒がり、眠い、体重増加、四肢のむくみなどがみられます。
原因としては慢性甲状腺炎(橋本病)がもっとも多いと言われています。
自覚症状のない高脂血症
コレステロール値や中性脂肪値の高い状態が続くと動脈硬化になります。
コレステロール、中性脂肪などの血清脂質、リポ蛋白値が異常に高くなることを高脂血症と呼びます。
高脂血症は痛み等の自覚症状がないため、健康診断などで血液検査をするまで気がつかない場合がほとんどです。
コレステロール値の高い状態が続くと、動脈硬化を促進させます。
動脈硬化は日本人の死因となる病気です。
動脈硬化は、血管が硬く、厚くなったり、内腔(血液の通り道)が狭くなって、血液の流れが悪くなった状態です。
老化など原因はさまざまですが、高コレステロール血症も重大な要因のひとつです。
動脈硬化は、長い間に少しずつ進行し、かなり進行するまで自覚症状がありません。
気がつかないうちに動脈硬化が進行し、狭心症などの虚血性心疾患を起こす危険性があります。
血液の流れが完全に途絶えると、心筋梗塞や脳梗塞が起き、生死にかかわってきます。
日本人の死因の上位を占める、虚血性心疾患(冠動脈疾患)や、脳血管障害(脳卒中)は動脈硬化が深く関与しています。
虚血性心疾患
冠動脈疾患ともいい、狭心症や心筋梗塞のこと。
冠動脈は、心臓を冠のように取り巻き、酸素や栄養素を送っている血管。
冠動脈が硬化して血流が悪くなり、心筋への血液の供給が不足すると狭心症が起きます。血栓により完全に閉塞すると、心筋梗塞になります。
脳卒中
脳の血管の障害による病気の総称。
脳出血、くも膜下出血の脳内出血と脳血栓と脳血栓と脳梗塞とがあります。
脳卒中の発作が起きると、死亡したり、手足の麻痺や言語障害などの後遺症が起こることもあります。
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藤城 博(フジシロ ヒロシ)
現職
鍼灸師、断食道場主、日本綜合医学会食養学院講師、日本食養の会会長
活動
昭和57年に千葉県に大型鍼灸治療院を開業し、主にコリと痛みの治療に定評。
学校給食に玄米食を導入しキレる子供達の正常化と知育・徳育・体育の三拍子揃っての向上実現。
各地の青少年健全育成協議会、母親学級、学校、経営者団体、老人会などで講演。
毎年一回食養フォーラム開催(400人規模)、成功体験発表と会長として特別講演。
経歴
1.診療放射線技師として総合病院放射線科勤務
2.医療費が増大し続ける現行医療体制に疑問を持ち、東洋医学に志す
3.鍼灸・整骨院を開業し、主に痛みの治療で成果を上げる
4.日本食養の会を設立し、会長として玄米植物食による予防運動を展開中
5.年一回の食養フォーラム開催(約 400 人規模)
6.断食道場を主催
著書
ソフト断食と玄米植物食(農山漁村文化協会)
食養の第一者、沼田勇博士に 20 年間師事、食養と坐禅を学ぶ。
治療院経営の傍ら千葉、東京を中心に食養の講演と玄米食料理講習会を実施。
キレる子供達の正常化と学力向上を実現。
さらに食養と断食を組合せ肥満などの根本的解消に成果を上げている。
この「玄米食とソフト断食」を全国に広げるため日本食養の会を設立、これを全国で実施すれば医療費等の財政削減や、教育・老人問題の改善等に有効です。
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環境と健康の調和をテーマに取り組んでいます。身近な環境改善、健康への一歩
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糖尿病と共に歩む会 堀 京子
血糖値575の重度2型糖尿病を完治した著者が伝授
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