一般的に安全というときは
安全性と同義語で使われ、それは安全の程度(状態)を示しています。
安全が損なわれた場合の危惧の、重大さと、安全が損なわれる可能性がどの程度の確率なのかを考慮して決められます。
したがって、安全は科学的な領域での話しということになります。
一方、安心は人の心の問題で、心理学の領域の話しといえ、外国産の食品ニュースなどで危険だと報道された場合、自主検査や日本の検疫所でしっかりチェックしているから大丈夫だと、どんなに分析結果を示して説明しても、急に状態が変化に安心してもらえない場合があり、これなどは、科学的な根拠(分析データなど)で、話ができないということになります。
添加物の安全性でも、以前では、食品添加物は発がん性など、私たちの健康を損なうものが多い、という間違った考えをどこまでも押し通そうとしている人が、食品添加物を一切使用しない食品の安全を信じていました。
添加物の安全性は、日本だけではなく国際的に調査研究され、多くのデータに基づいて判断されてきましたが、これらのデータを基に話をしても、まったくすれ違っていました。
しかし、この食品に対する不安な日本の食品事故の歴史から来ていて、消費者の企業または、行政に対する不信に本当の理由があります。
安心とは、信頼で、信頼できない人がどのように正当な理由を述べても受け入れてもらえないことがあります。
信頼は安全と安心の掛け橋です。
表示違反がなくならない
法が厳しくなり、消費者や取引先の意識が高まってきているのに、どうしても産地偽装などの表示違反がなくなりません。
表示違反には、@表示間違い A意図して偽装する
問題は偽装行為です。
@については、賞味期限をつけ間違えたり、アレルギー表示や栄養表示を間違えたということで、人が関わる作業ではミスが生じます。
企業はこのような重大なミスを未然に防止または発見するためにさまざまな工夫をしています。
Aの意図して偽装する場合は、犯罪です。
このような場合は意図しているので、その意図がなくならない限り出てきます。
その意図のほとんどが利益の確保といえ、2008年に発生したうなぎの産地偽装では、四億円の中国産うなぎを仕入れて、国産として七億円以上で販売したと言われています。
他には、特定産地の原料を特徴付けた商品で、天候により仕入れできなくなったため、やむを得ず、別産地の原料を使用したケースもあります。
また、過剰の在庫を抱えて、賞味期限を長く付け直して、販売したなどの理由があります。
これらに共通しているのが、利益の確保で、このように企業の経営者が利益を最優先とする考えを正さない限り、偽装はなくなりません。
低糖・微糖
甘さひかえめは糖分がふつうの程度より余分に多目
コーヒーやヨーグルトのパッケージに、甘さひかえめや30%低糖、といった表記を見ます。
ダイエットをしている人ならこれらの商品を手に取ってしまいますが、実はこれらの表示が必ずしも糖分が少なくて、低カロリーではありません。
甘さひかえめ、には法律的な定義がなく、メーカーが独自につけることが出来、あくまでも甘いという味覚に関する表示で、メーカーが控えめだ、と表示すれば糖分量がどれほどであっても表記ができます。
同じような表記に、糖分ひかえめがありますが、こちらは法律で厳密に糖分量が決められています。
同じひかえめを手に取るのなら、糖分ひかえめの方が、よいです。
次の30%低糖という表示も法律で定義されていますが、基準があいまいです。
特定の飲料物と比較して30%減、という定義になっていますが、特定が指すものは、同類の商品というだけです。
比較対象の商品に糖分がたっぷり(ふつうの程度より余分)入っていれば、30%減らしたところで、糖分量が多いということが起こり得ます。
糖分ひかえま、砂糖不使用のどちらが低カロリー
糖質には、大きく糖分、糖アルコールに分けることが出来ます。
糖分 砂糖・ブドウ糖など
糖アルコール キシリトール・エリスリトールなど
飲料の場合は、下に行くほどカロリーが低くなります。
甘さひかえめ
・栄養表示基準では特に規定なし
・あくまでも味覚に対するメーカー側の自律適な判断で表示できる
砂糖不使用
・添加したいないのは砂糖のみ
・砂糖以外の糖分や糖アルコールを含んでいても表示可能
○%低糖・○%減
・同類の商品と比較して何%糖分が少ないかを表す
・比較対象物よりも糖分が100mlあたり2.5g以上減少していなければならない
低糖・微糖・糖分ひかえめ
・糖分は100mlあたり2.5g以下でなければならない
無糖・ノンシュガー
・糖分は100mlあたり0.5g未満、含まれていてもごくわずか
・ただし糖アルコールが含まれていることがある
ノンカロリー・カロリーゼロ
・100mlあたり5kcal未満でなければならない
・中に含まれる成分の規定はない
カロリーゼロでも実際に0(ゼロ)kcalとは限らない。
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