医師にがん治療を拒否される。

スポンサードリンク

痛みなどがん症状の緩和

がんが転移・再発した患者さんが医師に治療を拒否されることは少なくありません。

 

治療とは、がんの積極的な治療のことです。

 

痛みなどがんにともなう症状の緩和については、通常医師は引き継いで行ないます。

医師が治療を行わない理由

がんを完治させるためであれ、進行を止めるためであれ、その治療による副作用の危険性が高く、治療が直接の死因にもなりかねない。

 

治療によって延命の可能性はあるが、副作用が大きいなど患者さんの生活の質が著しく低下する予想がされる。

 

がんが進行しているため、治療による延命の見込みが少ない。

 

延命や完治の可能性がわずかでもあるのなら、治療を行って欲しいと考える患者さんや家族は少なくないでしょう。

 

このような場合、患者側は自らの病状を十分に把握し、医師がなぜ治療を困難と判断したか、その理由を知ることが大切です。

 

それでもなお、治療を望むなら、主治医に相談するとともに、患者のがんについてより、広範囲な情報を収集してください。

 

インターネットや書籍を通じて、転移がんや再発がんについてさまざまな情報を入手することができます。

 

各地域のがんの拠点病院には、患者さんのさまざまな疑問に答えてくれる相談支援センターが設けられています。

 

地元も拠点病院で相談することもできます。

 

再発・転移したがんのほとんどは、抗がん剤で治療するため、腫瘍内科医(抗がん剤の専門知識を持つ医師でがん薬物療法専門医とも呼ばれる)の居る病院を探すのもひとつの方法です。

 

自分で情報を探すのが苦手な人は、医療コーディネーターに治療法や病院を探してもらう方法もあります。

 

医療コーディネーターは、病院を探すだけでなく、患者に変わって病院や医師と交渉するなど、患者を全面的にサポートしてくれます。

 

現状では、大腸がんなどの一部のがんを除くほとんどのがんでは、転移・再発時の治療法が確立していません。

 

インターネットなどで、病院独自の治療法が紹介・宣伝されていることがあります。

 

そうした治療法の効果は、確実ではなく、副作用についてもよく分かっていないことが一般的です。

 

その治療法と受けた人数が少ないときには、がん医療の分野で治療効果が確認されていない、実験的治療と考えなくてはなりません。

 

情報収集とともに、主治医以外の専門家の意見、セカンド・オピニオンを得ることも考えられます。

 

それによって患者の病状をより客観的に知ることができれな、主治医の方針を受け入れられるかもしれません。

 

新薬や新しい治療法の臨床実験(治験)に参加することも選択肢のひとつです。

 

臨床試験の参加条件をはずれた患者が、医師を通じて新薬を個人輸入して使用したいと考えることもあります。

 

がんの新薬は、次々に開発され、国内外の新薬情報を、インターネットなどで調べることもできます。

 

臨床試験に参加しないで、厚生労働省承認されていない新薬の使用には、保険は適用されません。

 

その薬だけでなく、その他の治療費も保険適応外となります。

 

医療のすべてが自己負担となるので、非常に高額になる可能性があります。

 

高額療養費制度による払い戻しも受けられません。

 

国内未承認薬の一部については、その薬以外の治療費には、保険適用されます。

 

海外で承認されていても、国内で未承認ということは、日本人に使用したときの効果や副作用についての情報が不十分であることを意味します。

 

重い副作用が現われる危険性があります。

 

こうした副作用が起こるときには、抗がん剤治療に精通した医師でなくては、対応が難しいと考えられます。

 

安易に新薬を個人輸入するのではなく、主治医とよく話し合うことが必要です。

気をつけることは

民間療法とか代替療法と呼ばれるものです。

 

民間療法や代替療法は、薬代や治療費などの名目で非常に高額の料金を請求されることが少なくなく、そうした場合には、詐欺商法を疑うことも必要です。

スポンサードリンク

page top