さまざまな薬理作用が期待。

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ビタミンB群の特徴

第1は、水溶性で水に溶けやすく、摂取しても長時間体内にとどめずに排泄されます。

 

実際に摂取できるのはもとの食品に含まれる量の半分くらいと思ってください。
第2は、生体内のほとんどすべての化学反応で触媒となる酵素の手助けをする補酵素として働きます。

 

酵素は糖質や脂質からエネルギーを取り出したり、たんぱく質を合成したり、
アルコールを分解するなど体内の生理作用のすべてに関与しています。

 

ビタミンB群は酵素という生命活動の基本の部分を助け、影響も大きく
さまざまな薬理作用が期待できます。

 

積極的に健康増進や病気の予防など薬理作用を期待するなら、所要量も、
たくさんの量を摂ることです。

心配なビタミンB1不足

ビタミンB1の役割は、糖質の代謝に関わる酵素の補酵素の働きです。
細胞が糖質をエネルギーとして使うために、必要なビタミンです。

 

中枢神経や末梢神経に異常が出る脚気や、中枢神経に異常が出る
ウェルニッケ・コルサコフ脳症が起こります。

 

 

清涼飲料水やインスタント食品から糖質を過剰に摂取し、ビタミンB1を十分に摂取できない人たちに
脚気が起こることが70年代の調査で報告されています。

 

大量に摂ったとき得られる薬理作用について、アルツハイマー型痴呆症の患者さんにビタミンB1を
大量に投与すると痴呆症状の改善が見られたという報告があります。

過酸化脂質を分解するビタミンB2

熱に安定的な物質として分解されたものがビタミンB2です。

 

体内での働きは、脂肪を燃やしてエネルギーに換える酵素の補酵素となります口の端が切れる口角炎や、唇が赤くはれる口唇炎、舌の先端やふちがはれたり潰瘍ができる舌炎などが、よく表れる欠乏症状です。

 

目が疲れやすくなったり、白目の充血が見られます。
小鼻のわき辺りに脂肪のブツブツができる脂漏性皮膚炎になることもあります。

 

酸化した脂質の分解を促進させるので、酸化したLDLコレステロールの沈着が原因となる
動脈硬化の予防にも役立ちます。

 

野菜で日光に当たってしおれたものは、ビタミンB2の分解がすすんでいます。

ビタミンB6

アミノ酸代謝で必要なビタミンB6は、野菜や肉、魚、乳製品などの食品に含まれます。
体内では、アミノ酸の利用に関わる酵素の補酵素として働いています。

 

脳の神経細胞の興奮を抑えるGAB(ギャバ)γ-アミノ酵素という神経伝達物質の合成にも関与しています。
欠乏させると中枢神経の異常な興奮によるけいれんが起きます。

 

月経の10日くらい前に起こる食欲不振や吐き気、イライラなどの症状を月経前症候群(PMS)といいますが、この症状にビタミンB6が有効と報告があります。

赤いビタミンB12

赤いビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳製品など動物性食品に多く、
植物性食品にはほとんど含まれていません。

 

菜食主義には不足が心配なビタミンです。
ビタミンB12は微生物の働きで合成されます。

 

植物性でも納豆、みそ、しょうゆなどの発酵食品には含まれています。
ビタミンB12は葉酸とともに核酸の合成に関与しています。

 

そのため、細胞の増殖や成熟に大きく影響しています。
欠乏すると、赤血球の成熟に異常をきたす悪性貧血を引き起こします。

 

細胞分裂が活発な消火器官もダメージを受けやすくなります。
ビタミンB12欠乏が進むと神経組織に障害が起き、知覚異常を起こします。

 

ビタミンB12は腰痛など末梢神経障害の治療に用いられます。
中枢神経に作用する、活性型ビタミンB12によって睡眠障害が改善された例が報告されています。

ニコチン酸(ナイアシン)

ニコチン酸は、ニコチン酸およびその誘導体のニコチン酸アミドを総称して、ナイアシンとも呼ばれます。

 

体内では活性型ニコチン酸(NAD)などになり、エネルギー産生を助けます。
アルコールを分解する酵素の補酵素でもあるので、アルコールを代謝する際にも欠かせません。

 

欠乏が進むと痴呆を引き起こします。
ニコチン酸=ナイアシンには、脂肪の代謝を改善する、脂質の代謝を促進する作用があります。

 

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