
何事にも無関心、無気力、やたらと眠く、頭痛、うつ病、いずれもPTHホルモンの
過剰分泌が原因と考えられます。
このホルモンの正常な分泌を促がすにもカルシウムは必要です。
バランスの崩れによって現れます。
中年を過ぎると次第に女性ホルモンの分泌が減少し、PTHホルモンの分泌が過剰になります。
PTHホルモンの抑制を目的としたカルシウム摂取をしてください。
最近、カルシウムを摂取するとインシュリンの分泌が促進されるという発表がされました。
血液の循環を促進する効果、全身の筋肉を丈夫にし、体力維持にも重要な働きをします。
カルシウム博士・川島四郎先生は、70年以上にカルシウムの実験を行ない白ねずみに
カルシウム不足のえさを与え、骨がどのようになるのかと研究した結果。
スカスカの骨になり、ちょっと曲げただけでポキンと折れるほど危ない骨のねずみになり、
骨粗鬆症ねずみに成長しました。
次は、普通のえさを与えたグループとカルシウムと青野菜を抜いたえさを与えたグループを
比較したのですが、普通食グループは、目方を測定するためオリの中へ手を入れても
おとなしいのが、カルシウム+青野菜抜きのグループは、歯をむき出してかみつきました。
気が立って、気が荒くなっていたのです。
実験でヒントを得て、川島先生は軍隊の食事改善に取り組みました。
当時、日本の軍隊では古参兵や上等兵が新兵をいじめるのは日常茶飯事。
毎日食べるご飯の中へカルシウムを入れただけで、改善食を食べていた隊では、
明らかにいじめが減ったそうです。
99%は骨や歯の成分になっています。
残りの1%は、脳や神経の重要な働きを円滑にし、ホルモンの分泌に関係している。
出血時の血液凝固に関与して、生命の維持に関わるたくさんの重要な役割を持っています。
マグネシウムも、酵素の働きを助ける触媒作用があります。
他の物質の化学反応のなかだちとなって、反応の速度を速めたり遅らせたりする作用です。
どんなに条件が揃っていても、マグネシウムがないと酵素は働きません。
カルシウムとマグネシウムのアンバランスが循環器疾患を引き起こします。
ビタミンDも1日5分ほどの日光浴で生成され、カルシウムの吸収をよくします。
女性ホルモンの一種、エストロゲンにはビタミンDをつくる働きと骨から
カルシウムを溶け出すのを抑える働きもあります。
適度な運動もカルシウムの貯蔵を助ける働きがあります。
神経の緊張をほぐし、調和のとれた胃液の分泌をうながし、胸やけ、ゲップ胃痛などの
不快な症状を軽減してくれるカルシウムは、ストレス充満の現代の必須食品です。
胃炎は慢性になると治りにくいので安易に考えないでください。
アレルギー体質にカルシウムによる体質改善に効果があります。
カルシウムが不足すると、副甲状腺からPTHというホルモンが異常分泌し神経を刺激して
精神の不安定状態、イライラして気持ちが落ち着かずうつ状態で、ノイローゼなどを引き起こします。