カルシウム濃度バランスを崩すとスポーツをすると、筋肉が収縮を繰り返し、グリコーゲンをブドウ糖に変えてエネルギー源にします。

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筋肉のけいれん

筋肉組織が活動するときには、たんぱく質で出来た太い腺維と細い腺維が交互に並び、互いに滑り合うことで収縮したり、伸展したりします。

 

太い腺維はミオシンというたんぱく質でできていて、細い腺維はアクチンというたんぱく質でできています。

 

たんぱく質の中心にあるのがトロポニンという物質で、トロポニンがアクチンに指示し、滑りの運動をおこしたり、止めたりしています。

 

トロポニンCはカルシウム濃度のセンサーで、カルシウム濃度が上がるとアクチンと結合していたトロポニンIがアクチンから離れます。

 

そうするとアクチンとミオシンが滑り、筋肉の収縮が始まります。

 

反対にカルシウムイオンがトロポニンCから外れるとトロポニンIはアクチンと結合して筋肉の収縮が止まります。

 

このように体を支えている筋肉や心臓などの筋肉もカルシウムを感じて、収縮や伸展を繰り返しています。

 

カルシウム濃度バランスを崩すと、センサーは正常に機能しなくて、けいれんを起こす。

ミネラルの代謝とは

エネルギーのもと生命活動に使えるエネルギー物質構成要素に。

 

ミネラルの大部分は、他の成分と結合して骨や歯になりますが、エネルギーの元となるATP(生命活動に使えるエネルギー物質)にリン酸としても存在します。

 

酵素を補佐する役目もあるので、エネルギー代謝には欠かせません。

 

血液や細胞内でプラスやマイナスのイオンになるものも、これにより、体内のイオンバランスは保たれています。

 

崩れると血液の流れ、血液に影響がでます。

カルシウムパラドックス

血液中のカルシウムが不足すると副甲状腺ホルモンが働き、骨のカルシウムを溶かして、補おうとします。

 

副甲状腺ホルモンはカルシウム濃度の変化を素早くキャッチして、血液中のカルシウム濃度を一定にする働きをしています。

 

しかし、カルシウムの不足状態が続くと、副甲状腺ホルモンがが出すぎ、骨から溶かした余分なカルシウムを細胞内に押し込みます。

 

細胞内のカルシウム濃度、1対1万の絶対条件が崩れます。
カルシウム不足は、細胞内にカルシウムがあふれてしまうことを、カルシウムパラドックス(逆説)といいます。

 

カルシウムは多すぎるために起きる現象ではなく、逆に少ないために起きている現象。

 

カルシウムパラドックスで、血液中にカルシウムが増えると、血管が縮んで高血圧、動脈硬化になります。
脳にカルシウムが増えると痴呆症=認知症、アルツハイマー病、免疫低下の原因になるとも考えられている。

 

各臓器の細胞に入ることで、肝臓病や糖尿病、心臓病などへの生活習慣病の元凶にもなっています。

食物繊維の摂り過ぎもカルシウムの吸収を妨げる

食物繊維は、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルにつぎ、6番目の栄養素といわれます。
食物繊維には水に溶けるものと溶けないものがあり、体にいろいろな作用をもたらします。

 

便秘予防、便通を整え、大腸がんの予防、コレステロール値、中性脂肪の上昇を抑え、血糖値の上昇速度をゆるやかにし、動脈硬化、糖尿病予防などに効果があります。

 

しかし、食物繊維は摂り過ぎると、スポンジのようにカルシウムを吸着してしまいます。
そのときにビタミンや鉄分などの微量栄養素まで奪い取ります。

 

1日の必要摂取量は20〜25gくらい。カルシウムと同様に不足気味の栄養素です。
摂り過ぎの心配はありませんが、ベジタリアンの人は要注意です。

 

食物繊維は主に、穀物、いも類、豆類、野菜類、きのこ、海藻類、果物に多く含まれます。

 

ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれ、カルシウムと結びついてシュウ酸カルシウムを作り、カルシウムの吸収を妨げます。

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