活性酸素の働きを防ぐスカベンジャー。

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スカベンジャーは血管を守る

スカベンジャーとは、活性酸素を防ぐ抗酸化物質のことで、体内で作られる酵素と、食物から摂取するビタミン類と2種類あります。

 

動脈硬化、特にアテローム硬化は活性酸素が関係しています。

 

LDLコレステロールは、活性酸素によって酸化され、酸化LDLとなり、動脈の内膜に大変入り込みやすくなるのです。

 

また、活性酸素は、糖尿病や糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの合併症の原因となります。

 

さらに、活性酸素は、がん細胞の発生や、皮膚や脳細胞の老化を促進するともいわれています。

 

活性酸素には数種類あり、それぞれの活性酸素に対応して、スカベンジャー酵素も体内に数種類存在します。

 

スーパーオキシドは、スカベンジャーのSODによって消去されます。

 

過酸化水素は、カタラーゼとグルタチオンベルオキシターゼによって消去されます。

 

ヒドロキシラジカルは、グルタチオンとビタミンC・E、βカロチンなどに無害化されます。

 

一重項酸素は、αカロチン、βカロチンなどによって無害化されます。

 

なお、活性酸素の中には、食物から摂取したものでないと、これを無害化できないものもあります。

 

抗酸化物質を含む、食品をチェックして、食事の際は、これらをバランス良く摂り入れるようにするとよいです。

 

すでに食品中の不飽和脂肪酸が空気中の酸素と結合して過酸化脂質になってしまったものを摂取するのは問題です。

 

食品はなるべく新鮮なものを摂るように注意してください。

活性酸素

分子構造が非常に不安定なため、そばにある物質を次から次へと酸化させ、体にさまざまな障害や老化現象を引き起こします。

 

活性酸素はたばこ、飲酒、肺気ガス、紫外線、放射線、ストレスなどにより増加します。

スーパーオキシド

体内でもっとも多く発生します。

過酸化水素

極悪活性酸素ヒドロキシカルになりやすい。

ヒドロキシラジカル

傷つける力が強い極悪活性酸素。

一重項酸素

体内で作られる酸素では無害化できない。

過酸化脂質

活性酸素の作用は非常に強力だが、短期間に体から消える。

 

それに対して、過酸化脂質は腎臓から排出させず、いつまでも体の中に存在して弊害を与えます。

 

古い加工食品などは、その食品中に含まれる過酸化脂質が、動脈硬化や老化を促進させます。

スカベンジャー

SOD

スーパーオキシドを消去する。

カタラーゼ

過酸化水素を消去する。

グルタチオンベルオキシターゼ

過酸化水素を消去する。

グルタチオン

グルタチオンベルオキシターゼの働きを支援。

ビタミンC・E、βカロチン、ポリフェノール類

ヒドロキシラジカルを無害にする。

αカロチン、βカロチンなどのカロチノイド類

一重項酸素を無害にする。

活性酸素を無害化するビタミン

ビタミンA(カロチン)

緑黄色野菜、海藻、枝豆、カキなど。

ビタミンB2

うなぎ、しじみ、レバー、海藻、卵、マッシュルーム、納豆、そば、カシューナッツ、たらこ、筋子、青菜類など。

ビタミンC

パセリ、キャベツ、トマト、ピーマン、カリフラワー、にがうり、さつまいも、枝豆、さやえんどう、青菜類、ししとうがらし、ブロッコリー、果物など。

ビタミンE

小麦胚芽、植物油(ひまわり油、サフラワー油、綿実油、やし油など)、ナッツ類、筋子、いくら、大豆など。

 

体内でスカベンジャー酵素を作る原料となる。

 

卵、さんま、牛乳、鶏肉など良質のたんぱく質や、銅、亜鉛など、ミネラルを含む食品の摂取も大切。

ビタミン類以外のスカベンジャー

アスタキサンチン

魚介類の赤い色素に含まれる。

 

カロチンの仲間で、同じく強いスカベンジャー作用があることが分かり、ビタミンCを含む食品と一緒に食べると良いです。

 

サケ、イクラ、タイ、すじこなど。

アントシアニン類

赤ワインの渋味成分にあたる、赤ワインポリフェノール。

 

血液中のLDL(悪玉コレステロール)にくっついて、活性酸素によって酸化されるのを防ぐ。

 

赤ワイン、ココア。

カテキン類

緑茶に含まれるポリフェノール。

ゴマリグナン類

LDLの酸化を防ぐ他、肝臓での活性酸素の発生を抑える働きもあり、サセミノールやセサミンなどが含まれる。

 

ゴマ、ゴマ油。

リコベン

野菜類の赤い色素に含まれるカロチンの仲間。

 

トマト、スカイ。

ロズマリン酸

ハーブに含まれるポリフェノールの代表的なもの。

 

ローズマリー。

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