脳卒中は兆候を見逃さない。

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脳の血管障害

脳卒中は、脳の血管が破れたり、詰まったりすることによって起こる病気の総称で、頭蓋内出血と脳梗塞があります。

 

頭蓋内出血には脳出血とくも膜下出血があります。

 

脳梗塞は脳血栓、脳塞栓に分類されます。

 

頭蓋内出血は、脳の動脈が破れて血液が漏れだし、脳の機能が失われた状態です。

 

脳梗塞とは、何らかの原因で脳の血流が局所的に低下し、脳組織が壊死する病気です。

 

脳卒中の発作が起きると、3分の1は死に至り、命を取り止めても3分の1は意識障害、半身麻痺、言語障害、知覚障害などの深刻な後遺症が残ります。

脳卒中の原因は高血圧とコレステロール

50年前は、脳出血で亡くなる人が多く、これは栄養状態が悪く、コレステロール値が低すぎて血管が破れやすかったことと、高血圧が原因です。

 

現在では脳出血は減少しましたが、逆にコレステロール値の高い人が増え、動脈硬化が促進されて脳梗塞が増えてきました。

 

脳卒中の危険因子は、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙などが挙げられ、特に脳出血では、高血圧の関わりが著しいといえ、比較的太い動脈に起きるアテローム硬化による脳梗塞は、高脂血症や糖尿病、高血圧などの危険因子を保有し、虚血性心疾患などの合併症を持つ人が多いです。

 

HDLコレステロール値が低いと脳卒中を起こしやすいです。

脳卒中

卒中とは、卒然として中(あた)るという意味。

 

多くは突然に発症するため、心筋梗塞の心臓発作(heatattack)と同様、脳発作(brainattack)として対処するようになってきました。

くも膜下出血

原因は、動脈瘤の破裂によることが多く、突然の激しい頭痛で発症します。

 

治療は外科的治療が基本となります。

 

脳梗塞

動脈硬化(アテローム硬化)に血栓が生じて閉塞する脳血栓と、心臓などでできた血栓が剥がれて飛んできて、末梢の脳血管が閉塞するのが脳塞栓で、脳梗塞の約20〜30%に認められます。

 

無症候性脳梗塞

60〜65才以上の脳ドックなどで、約10〜30%に症状のまったくない梗塞巣がMRIで偶然に発見される。

 

加齢や高血圧との関係が深いとされ、脳卒中の発症の危険性が極めて高いといわれる。

脳卒中の警告症状

体の片側がだるい、しびれる、言葉が出ない、片目が見えない、歩くとふらつく、などの症状が突然現われ、数分から数十分(ほとんどが1時間以内、長くても24時間)で、消失するものを一過性脳虚血発作(TIA)といい、脳梗塞の前触れとされます。

 

心臓弁膜症、心筋症などの心臓病や心房細動といった不整脈のある人は、心臓からの塞栓による心原発性脳塞栓に、注意してください。

 

脳出血では、発症時に頭痛、悪心おしん、嘔吐、意識障害を伴うことが多いです。

 

くも膜下出血では突然の激しい頭痛のみということも多いです。

 

症状が軽く数分で治まっても、急いで救急車を呼び、専門医に受診してください。

  • 体の片側の顔、腕、足に突然、脱力、しびれが出現。吐き気もある。
  • 突然、目が見えなくなったり、ものがぼやけて見え、とくに片目に起こる
  • 言葉がしゃべれなくなったり、話をしたり、理解するのが困難となる。
  • 突然の原因不明の激しい頭痛が起こり、吐き気や嘔吐を伴なう。
  • 訳のわからないめまい感、ふらつき感や突然の転倒、特に上記症状を伴なう場合。

日本人の脳卒中

男性の脳卒中発生率は、心筋梗塞の3〜6倍、女性では4〜12倍で冠動脈疾患が圧倒的に多い欧米とは異なり、脳卒中が優位となっています。

 

脳卒中の主要な危険因子は、高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患(非弁膜症性心房細胞)があります。

 

高血圧の人は、正常血圧の3〜4倍で脳卒中発生率が高く、脳卒中を予防するには、血圧を下げることがもっとも重要になります。

 

脳出血、ラクナ梗塞が減少し、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳梗塞血栓症、などが増加し、これは高血圧治療の普及で脳出血が減少し、逆にライフスタイルの欧米化が、動脈硬化による脳梗塞を増やしています。

閉塞性動脈硬化症とは

動脈硬化が原因となって動脈が閉塞する病気の総称です。

 

50〜70歳の男性に多く、主に下肢に栄養を送る動脈(腹部大動脈〜腸管、大腿動脈領域)が、動脈硬化により狭窄や閉塞をきたし、一定の距離を歩くと下肢に痛みやだるさを生じ、歩行を休むと痛みやだるさが数分以内に消失されます。

 

このような間歇性跛行と呼ばれ初期にもっとも多く見られます。

 

閉塞性動脈硬化症は、全身的な動脈硬化症の一分症で、脳卒中や虚血性心疾患を発症する危険性が高いです。

 

動脈硬化が原因で、他の動脈硬化性疾患と同様、男性、加齢、糖尿病、喫煙、高血圧、高脂血症などが危険因子となります。

 

特に、LDLコレステロールや中性脂肪の増加、高血糖が強く関係しています。

 

高脂血症を改善することで、間歇性跛行(かんけつせいはこう)の新たな出現や悪化を抑えられます。

T度 無症状、冷感、しびれ感

手足が冷たい、手足がしびれる、手足の指が青白い。

U度 間歇性跛行

一定の距離を歩くと、主に下腿部が締め付けられるように痛くなり、休まなければならない数分で回復。

 

階段を昇るのが特に辛い。

V度 安静時疼痛

じっとしていても手足が痛みよるも良く眠れない。

 

刺すような痛みが常に持続している。

W度 潰瘍、壊死

手足に治りにくい潰瘍ができ、壊死部は黒変する。

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