健康に対する関心は高まり、サプリメントや健康食品へ期待する人が増えている。

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サプリメントや健康食品は食品と同じ

日本人の食生活が欧米化し、お米や野菜中心の食事から肉類や脂質分の多い食品を中心とした欧米型の食事に変わり、また、モータリゼーションが進み、エアコン、携帯電話、パソコンなどを生活に取り込んだライフスタイルに大きく変化して、それと同じに日本人の疾病構造も、ガン、脳梗塞、心臓病が原因で亡くなる人が増えてきました。

 

さらに、医療の発達により、これらの病気になっても、すぐに亡くなるわけではなく、手術や投薬などの治療を受けながら延命することが出来るようになり、ニッポンは世界一の長寿国になっています。

 

健康で一生を終わりたいという消費者のニーズに応えるため、企業も多くの健康食品を開発また、テレビジョンや健康雑誌などで、頻繁に目にするようになり、現在の日本の健康産業市場は、数兆円あると考えられています。

 

このような大きな市場に参入している企業の中には、ガンが治るなどの行き過ぎた販売方法を取ったり、実際に食品で認められていないクスリ成分を混ぜて、健康被害が出る事件が多発していて、国は国民の健康保護の目的で、クスリでもない食品の表示や成分について規制を強化しています。

 

食品の中には科学的根拠に基づいて、健康の保持または、病気の予防に効果のあることを証明出来るようになり、国もその有効性を認めています。

 

保健機能食品制度を創設し、積極的な健康増進を図ろうと考え、クスリと食品の分類を明確化されています。

 

例えば、ガンが治りますと、書いてあるから、薬事法違反になるのではなく、クスリの認可を取らないで販売していることに対する、法律違反になります。

 

ガンが治ります、とは効果効能を謳えば、クスリですよということを言っていることになり、その食品はもはや、食品ではなく、クスリに分類され、医薬品ということになります。

 

医薬品は人に対する治験データを取り、副作用などの情報をもとに、国の薬事衛生審議会で審議され、認可を取らなければなりません。

 

認可を取らずに販売した場合には、薬事法違反となります。

 

ガンが治るなどの有効性を謳っている健康食品の類のほとんどが、このような理由から薬事法違反となっています。

 

薬事法に関する詳細な情報は、厚生労働省または、東京都保健衛生のホームページからも確認できます。

薬事法の過去の違反表事例

直接商品に表示した例

ガンが治りますといわれています。

書籍などに記載した例

○●先生の書いた書籍に食材(商品ではなく食素材:きのこ類)の効果効能を研究したデータなどを記載。

インターネットに掲示した例

ホームページ上に特定食品成分の医学的なデータを紹介し、この成分を豊富に含んだ●○食品を注文したい方は、ここのボタンをクリック。

広告チラシなどに記された例

健康食品愛用者の体験談として、長年苦しんでいた持病から解放されました、などと記載し、その商品の注文方法も書かれている。

 

最近はインターネットや通信販売、カタログ販売により、効果効能を謳った食品を多く目にしますが、行政側も監視の目を光らせています。

 

そして、消費者からの問い合わせや、情報提供により、違反として挙げられるケースも増えています。

 

サプリメントや健康食品をすべて否定することはできません。

 

健康増進や病気の予防といった観点から、その役割は明確にあります。

 

ライフスタイルが大きく変わり便利になってきたのと引き換えに、食事バランスの乱れから、ミネラルやビタミン不足の人が増えているのも事実で、これらを補給するサプリメントがあってもよいです。

 

また、コレステロールが高めの人は、お茶に含まれるカテキンなどで、コレステロールが緩やかに低下または、増えないような効果があれば、誰でも試してみたいと考えるでしょう。

 

しかし、本来健康は、このような健康食品に頼るのではなく、普段の食生活から栄養バランスを良くし、適度な運動により維持されることがよいです。

 

そこを間違えて、過度に健康食品などで維持するものと考えることはとても危険です。

 

企業も行き過ぎた健康表示情報を消費者に与え、本来受けるべきの治療の機会を損ない、ガンなどの治療のタイミングを逸することがないようにしなければならないことです。

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